認知症を予防できる未来へ

お問合せ

無料ニュースレター登録

「ターメリック」(クミン)
アミロイドβをためない

この記事はAlmama編集部平山久仁子が執筆しました。

「ターメリック」(クミン)と聞くと、「カレー」を思い浮かべるかもしれません。和名「ウコン」では、日本では健康に良い食品として古くから知られています。
「ターメリック」は、ショウガ科の多年草で、インドや熱帯アジアが原産の植物です。インドや中国では、生薬と利用さ、日本でも肝臓機能を高める効果が注目され、二日酔いの予防にも重宝されています。

アルツハイマー型認知症予防・改善に効果

カレーのスパイスとして欠かせないクルクミン(ターメリック)は、インドでは日常的に摂取されています。そのインドの70歳~80歳代のアルツハイマー病の発症頻度は、米国の1/4だと報告されています。その報告に着目した金沢大学大学院の山田正仁教授(脳老化・神経病態学)は、「クルクミン」が、どのようにアルツハイマー型認知症予防に効果を発揮するの研究成果を発表しています。
同教授によると、「アミロイドβ」が蓄積した試験管に「クルクミン」を投入すると、「アミロイドβ」の蓄積が抑えられたり、固定化した「アミロイドβ」の分解効果が確認されたということです。脳内の異常物質「アミロイドβ」によって死滅させられる神経細胞の軽減にも効果があると考えられています。
「クルクミン」は、ポリフェノールの1種で抗酸化・抗炎症作用もあり、複合的に認知症予防の効果が高いと推測されてます。さらに、同じようにたんぱく質「α―シヌクレイン」が脳内に蓄積する「パーキンソン病」や「レビー小体型認知症」にも、同様の効果があると期待されています。

カンタン、効果的な日常的な使い方

「クルクミン」は水よりも油に溶けやすい性質があり、一緒に摂取すると吸収されやすくなります。カレーだけでなく、日ごろの炒め物にも一振りすると無理なく手軽に摂取できます。
ただし、食品では最適な「クルクミン」もサプリメントの摂取は要注意です。過剰摂取や長期摂取には消化器系や肝臓機能などに負担がかかることが想定されます。