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加速する老化を迎え撃つ! 

2026年7月20日 平山久仁子(Almama編集長)

老化の加速ポイント

最新の科学研究(米スタンフォード大学などのマルチオミクス解析)によって、人間の老化は同じスピードで進まないことがわかりました。

加速ポイントは、44歳頃と60歳頃。この2つのタイミングで、老化に劇的な「老化の波」が訪れます。
なぜ? 体内でどのような変化が起きるのでしょうか!

第一波 44歳ごろ 「代謝と疲労」の崖

「最近、お酒が翌日に残るようになった」というご主人や彼氏。

「なんだか、脂肪がつきやすくなって・・・」とつぶやくあなた。

「寝ても疲れが抜けず、いつも慢性的な疲労感が」という日常的な会話。

それは、「老化の第一波」の到来を意味しているのかも知れません。

体内で起こる急激な脂質代謝の低下、アルコール・カフェイン代謝の衰えなどが原因です。油分やアルコールの分解力の急激に衰えは、内臓脂肪が蓄積しやすくします。

皮膚や筋肉のコラーゲンも減少するため、シワやシミなどが現れはじめます。
血管の衰えで心血管疾患のリスクも上昇し、これまでと同じような生活をしているのに、やってきた「中年」を実感する背景には身体機能の老化が加速するためです。

ホルモン低下は、男女共通

女性の更年期障害はよく知られていますが、実は男性も男性ホルモン(テストステロン)や代謝分子が急減します。そのため、気力や筋肉量が落ちてきます。

男性は、子供たちの成長に伴う経済的負担やポジション争いに伴うプレッシャー期でもあります。油断は大敵です。

女性は、子育てと共に親への介護なども現実味を帯び、不安感が高まる時期に、
更年期障害が重なります。後回しになりがちな自身の健康配慮を忘れないことが大切です。

第二波 60歳ごろ 「免疫と疾患」の崖

近づく定年など、社会的な変化の足音が大きくなってくる60代。
炭水化物(糖質)の代謝が急変し、免疫機能の著しい低下も感じられ時期です。

「風邪を引きやすくなった」り、ちょっとした傷や打ち身の「治りが遅い」
そんな感じが「この頃の私」になります。

血糖値の上昇や2型糖尿病のリスクが増加し、抗酸化力の低下によって慢性炎症も現れやすくなります。
筋肉量の急減が、サルコペニアや腎機能低下への注意を求めてきます。

体全体のディフェンス力(免疫)と、エネルギー源を処理する仕組みが大きく変わる節目です。

体を守る免疫分子は減少するため、全身の細胞に「プチ炎症」起こりやすく、皮膚のシワ・たるみだけでなく内臓の老化が一気に進みます。

 加えて、炭水化物をエネルギーに変える効率が落ちるため、

糖尿病や動脈硬化、
認知機能の低下

など生活習慣病のリスクが急上昇する年齢です。

迎え撃つには、先手必勝 

この生物学的な老化のスピードは、
日々の生活習慣によって、コントロールできることが証明されています。

有効な3つが対策


  1、40代以降の抗酸化・抗糖化の食事
    ビタミンCやE、ポリフェノールを多く含むナッツやベリ
   ー類を摂り、コラーゲンを破壊する糖化の原因となる糖分
   を控える。

  2、質の高い睡眠
   1日7時間以上の睡眠時間を確保する。
    睡眠中に分泌される成長ホルモンは、傷ついた細胞を修
   復する。毎晩の良質な眠りで細胞を修復させる。

  3、日常的な運動習慣
   週2〜3回、少し息が上がる程度の有酸素運動と軽い筋ト
   レを心がけましょう。

  40代の脂質代謝低下、60代の筋肉量減少に抗うためには、
  先手必勝です。